トレートペリピの旅では『オーバーオールを旅のキャンパスに』というサブテーマがあります。
これは、タンデム自転車で日本一周中、毎日同じオーバーオールを着用していき、旅でできた汚れや傷を旅の記録として大切にしていきたいという思いです。
この記事では、私たちが『オーバーオールを旅のキャンパスに』というサブテーマを設けた理由をご紹介します。
私たちがオーバーオールを旅のキャンパスにしようと思った主な理由はこの2点です。
日本一周をしながら、ファッションでも何か楽しみながらさらにそこに自分たちの日本一周の思い出を描いていけるのではないかと思い決意しました。
旅中でもファッションを楽しみたい
私たちトレートペリが日本一周をすることを決意してから、一番悩んだことは『何を着ていくか』です。
アパレル業界で働いていたおずと、古着が大好きなおめは旅をしながらもファッションを楽しみたいと思いました。
通常チャリダーや旅人は、機能性を重視するため、速乾性の高いスポーツウェアを着用することが多いです。
そのようなウェアは劣化が進みやすい為、ぼろぼろになりやすいです。
さらに速乾性などの機能もなくなり、見た目も悪くなりファッションとしては好ましくない状態になってしまいます。
『ぼろぼろな洋服で日本一周するのは嫌だ!』そう悩んだ結果、たどり着いたのが“デニム“です。
デニムなら、そのダメージ(=ぼろぼろ)も汚れではなく、味になります。
旅中同じ服を着用していても、自分たちがその変化を楽しむことができると思いました。
さらに、デニムはゴールドラッシュ時代の過酷な環境の中働く労働者の「丈夫なパンツが欲しい!」という気持ちから誕生しました。
自分たちの過酷な旅にもぴったりだと感じ、デニム(オーバーオール)で日本一周しようと決めました。
デニムに旅の思い出を描きたい
私たちトレートペリピが、『オーバーオールを旅のキャンパスに』をサブテーマにした一番の理由は、旅の記憶をデニム(オーバーオール)に記録(描く)していきたいからです。
タンデム自転車で日本一周することにより、普通に生活している人の何倍ものダメージを洋服は受けることになります。
このダメージによってできた傷や汚れを、デニムに記録していきたいと考えてます。
私たちトレートペリピはビンテージ品が大好きです。
その家具や洋服、雑貨などの状態をじっくりと観察し、この物がどんな物語を描いて自分たちの手元にたどり着いたのか考えるとワクワクします。
皆さんもそんな経験ありませんか?
身近なもので表すのなら、昔の洋服です。
当時、こぼしてしまったナポリタンのシミはありませんか?
その洋服と共に、ナポリタンをこぼした時の記憶が蘇ってきませんか?
汚れや傷には、そんな昔の些細な記憶を思い出させてくれる力があります。
物で溢れ帰っているこの時代だからこそ、物に込められた物語も大切になっている気がします。
さらに欲を言えば、私たちがタンデム自転車で日本一周した後、またはその最中に皆さんが私たちのデニム(オーバーオール)を見てたくさんの妄想を広げてワクワクしていただけたら嬉しい限りです。
まとめ|【旅のキャンパス】オーバーオールで日本一周
以上の理由より、私たちトレートペリピはオーバーオール(デニム)で日本一周します。
タンデム自転車で日本一周中できる限り、というよりも毎日オーバーオール(デニム)を着ていきます。
そのオーバーオール(デニム)の変化をInstagram(@denim_tp)で毎週3枚ずつ投稿していきます。
私たちと一緒にオーバーオール(デニム)の変化を楽しんでいただけたら幸いです。
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