【タンデム自転車】公道でもふたり乗りが可能な特殊な乗り物

タンデム自転車という自転車をご存知ですか?

タンデム自転車とは、複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動す流ことができる自転車を指します。

Wikipediaより

タンデム自転車とは、複数人で乗車することができる自転車です。

本日は、そんな二人乗り可能なタンデム自転車について詳しくまとめました。

実際に、私たちトレートペリピもタンデム自転車で日本一周をしています。

旅の様子はYouTubeやInstagram、そしてこのサイトで発信しています。

タンデム自転車とは

タンデム自転車とは、先ほどご説明した通りいくつかのサドルとペダルが装備されており、その人数(サドルとペダルの数)だけ自転車に乗ることのできる特殊な自転車です。

実際に、私たちもこのタンデム自転車に乗りながら日本を旅しています。

私たちがタンデム自転車を乗っていく中で感じた魅力や注意すべき点を簡単にご説明します。

タンデム自転車の魅力

まずは、タンデム自転車の魅力についてです。

  • 協力ができる
  • 話し声が聞こえる
  • 視覚障害者も自転車を体験できる

タンデム自転車の主な魅力はこの3点です。

タンデム自転車のひとつ目の魅力は、2人で協力をしながら進むことができます。
きつい坂も2人で協力しあえます。

さらに、2人の距離が近い為、話しながら自転車を漕ぐことができます。
通常のツーリングだとなかなか厳しいですが、タンデム自転車なら走行中でも仲間と会話することが可能です。

また、タンデム自転車は視覚障がい者の方でも自転車を体験できることができます。
最近タンデム自転車の注目を浴びるきっかけになったのがこの点です。

視覚障がい者の方でも、自転車の風などを感じることができます。

タンデム自転車の注意点

次にタンデム自転車の乗るときに気をつけるべき注意点です。

  • 小回りが難しい
  • 走れない県が多い

タンデム自転車の主なデメリットはこの2点です。

タンデム自転車のひとつ目のデメリットは、小回りがむずかしいことです。
急な曲がり角などは、曲がりにくく危険なこともあります。

タンデム自転車のふたつ目のデメリットは、走れない県が多いことです。
タンデム自転車は条例で走行禁止な県がいくつかあります。(下記参照)

タンデム自転車は、小回りが難しかったり、走れない県が多かったりしますが、協力し合いながら、話しながら走行することができ普段とは異なるツーリングを体験することができます。

タンデム自転車は公道走れるの?

公道でタンデム自転車を走っている人を見たことがない人は多いのではないでしょうか?

ちなみに、私たちトレートペリピも公道で走っている人を見たことはありません。

公道で見る機会の少ないタンデム自転車ではありますが、実は公道で走ることができます。
※条例でタンデム自転車の通行を規制している地域もあります。

私たちトレートペリピも、公道で走れるか気になり、全国47都道府県の警察署に確認を取りました。
その結果、以下の通りです。

公道
北海道
青森
岩手×
宮城
秋田×
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京×
神奈川×
新潟
富山
石川
福井
山梨
長野
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取×
島根
岡山
広島
山口
徳島
愛媛
香川
高知
福岡
佐賀
長崎×
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄
2019年11月の情報

2019年11月現在の情報で、ほとんどの県でタンデム自転車の通行が可能となりました。
また、いくつかの県でも、タンデム自転車の通行を許可しようという動きがあります。

最新の情報は、各県警察署の交通課の方にお問い合わせしていただくことをお勧めします。

近い未来、日本全国でタンデム自転車の通行が可能になることを祈っています。

私たちトレートペリピは、タンデム自転車での公道走行不可能な地域では、タンデム自転車を押して走行しております。

タンデム自転車の公道でのルール

タンデム自転車で公道を走る場合のルールをご紹介します。

まず初めに注意していただきたい点が、タンデム自転車は普通自転車には該当しないことです。
普通自転車とは、皆さんがいつも乗っているような自転車のことを指します。(下記画像参照)

タンデム自転車は普通自転車ではなので、通常の自転車の時のルールとは異なります。

タンデム自転車の走行場所

タンデム自転車は車道の左側もしくは路側帯を走ります。
歩道の走行は不可です。

タンデム自転車の標識1

この標識のあるところでも、タンデム自転車は走行禁止です。

この場合の自転車は普通自転車限定です。
普通自転車とは、普通の二輪の自転車のことを指します。

タンデム自転車の信号(交差点)

タンデム自転車は通常、「車両用の信号機」に従って走行します。
ただし、歩行者用信号機に「歩行者・自転車専用信号機」の指示があるときは、この歩行者用の信号機の指示に従います。

自転車横断帯がある場合は、その横断帯を走行する必要があります。

タンデム自転車の標識

「自転車を除く」の補助標識はタンデム自転車は対象外です。

タンデム自転車の標識2

この場合の「自転車」は普通時自転車を指します。
そのため、これらの標識のルールに従う必要があります。

まとめ【タンデム自転車】公道でもふたり乗りが可能な特殊な乗り物

ふたり乗りが可能なタンデム自転車が公道を走れるかどうか、そしてそのルールをまとめました。
タンデム自転車は通常の自転車とは異なり、特殊な自転車となります。

通常の自転車のルールとは異なります。
しっかりと安全に気をつけて走行しましょう。

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